スピンオフ映画では、エロティックスリラーとして描かれる

　2023年に公開され、サプライズヒットとなったホラー映画「M3GAN ミーガン」のスピンオフ映画「SOULM8TE（原題）」が企画開発中であると、ハリウッド・レポーターが報じている。 　「M3GAN」は、子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描くサイコスリラー。「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンと、「パージ」シリーズのジェイソン・ブラムが製作を手がけた作品で、世界累計興収1億8100万ドルという大ヒットを記録した。 　スピンオフ作品「SOULM8TE（原題）」は、26年1月2日の全米公開を予定している。この作品は、妻を亡くした男性がAI人形を手に入れたことから始まる悲劇を描くエロティックスリラーだ。監督は「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」で知られるケイト・ドーランが務める。 　ドーラン監督は声明で、「この映画を人間関係と孤独の探求として捉えています」と語り、「技術が進歩しても、人間には逃れられない永遠の真実があり、その深みを掘り下げることを楽しみにしています」と意気込みを示した。 　プロデューサーとしては、ブラムとワンが名を連ねている。さらに、「M3GAN ミーガン」の直接の続編「M3GAN 2.0（原題）」も製作中で、25年6月27日の全米公開を予定。この続編の詳細は明らかにされていないが、前作の成功を受けて、さらなる展開が期待される。 　「M3GAN」ユニバースは、AIと人間の関係性という現代的なテーマを軸に、ホラー、スリラー、そしてエロティックな要素を織り交ぜながら拡大していく様相を見せている。