BiS クレナイ・ワールズエンド

BiS（ビス）のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦！　過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…？　第86回は、クレナイ・ワールズエンドさんが映画「コーヒーが冷めないうちに」（2018年）への想いを語ります。 【写真】BiS クレナイ・ワールズエンドの自撮りアザーカット

初めまして！　BiSのクレナイ・ワールズエンドです！ 私が今回紹介するのは、映画「コーヒーが冷めないうちに」です！ この話は…… ある特定の席に座ったら、コーヒーが冷めるまでというわずかな時間だけ自分が行きたい時期にタイムスリップできる。しかし、その席にはいつも座ってる先約（幽霊）がいて、その人がトイレで立つ際にのみ、他の人が座れる。 ただし、過去に戻って変えようとしても現在の状況は変わらないというルールなど、他にもルールがたくさんあり、それらを守れないとその先約の人と同じように幽霊になってしまう。いつも座っている先約の人は誰なのか…そして、どういう経緯で幽霊になったのか…。 この物語の続きは、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。 全てが分かる頃には涙が止まらなくなります。 私は最初、現在が変えられないなら行く意味ないだろうと思っていたけど、たとえ現在の状況を変えられなくても、今後の行動を変えれば未来も変わると気づき、過去に戻る価値はあるのだと思いました。 私は起こること全てに意味があると思っていて、決して無駄なことは1つもないと思っています。悲しいこともうれしいことも全て意味があって、つながっていく。だからこそたとえ今がつらくても、生きることを諦めたくありません。 未来を変えるのは自分自身です。だから今を諦めるんじゃなくて、これからの行動を大切にしていきたいです。過去は過去だから。 もちろん振り返ることは大切だし、向き合うことも大切です。この映画のように過去に戻って、話し合って向き合うことで気づくことだってあります。でもこの映画では、気づいてから今後どう行動するかが大切ということを伝えたいはずです。 この映画では過去に戻れるけど、現実は過去になんて戻れません。 だからこそ日頃からコミュニケーションをしっかり取ったり、感謝を伝えたり、愛情を伝えたり、今を精一杯生きて自分で幸せな未来を築いていきたいなって思います。 熱く語ってしまいましたが、自分の想いを吐き出してスッキリです（笑）。 タイムスリップとかは非現実的だけど、現実にも共通するところとかたくさんあるからぜひ見てみて、みんなの感想も教えてくださいね！ 以上、クレナイ・ワールズエンドでしたー！ ＜クレナイ・ワールズエンド　PROFILE＞ 2023年3月に行われた「WACK合同オーディション2023」に合格し、BiSに加入。2022年の同オーディション合宿に参加するも不合格。BiSメンバーのヒューガーには及ばないものの「“小”ゴキブリのような生命力」を発揮し、ついにBiS加入をつかんだ福岡出身の18歳（設定）。158cm。 ＜BiS　PROFILE＞ 英語で“Brand-new idol Society”の略／日本語で“新生アイドル研究会”。 2010年にグループ結成し、全裸PVをはじめとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。 第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。 “ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。 2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピック（2024年3月脱退）の3名が加入し、新体制となる。 “日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。