湖畔吹く風にペダル軽快 福島県の猪苗代湖周辺走る「サイクルエイド・ジャパン」 3コースに約760人参加
福島県の猪苗代湖周辺を自転車で駆けるサイクリングイベント「サイクルエイド・ジャパン2024in郡山 ツール・ド・猪苗代湖」は28日、郡山市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場を発着点に開かれた。県内外から訪れた約760人が軽快に自転車をこぎ、爽やかな湖畔の風を感じた。 全長100キロ、85キロ、50キロの3コースを設け、参加者が湖畔や磐梯山の絶景を楽しみながらゴールを目指した。エイドステーション(休憩所)では日乃出屋の天ぷらまんじゅうや、酪王協同乳業のカフェオレなどの特産品が提供された。 コースは「イナイチ」の通称で親しまれ、多くのサイクリストを引きつけている。6回目の参加という郡山市の会社員筒井孝雄さん(49)は「数年ぶりに天候にも恵まれて楽しかった。各地から来た人に、地元の良さを感じてもらえたと思う」と声を弾ませた。 郡山市や自転車協会、福島民報社などでつくる実行委の主催。開会式で大会会長の品川萬里郡山市長、大会副会長の伊藤政博自転車協会理事長、実行委員長の関根英樹福島民報社取締役郡山本社代表、大会名誉会長の岩城光英日本サイクリング協会理事があいさつした。
全参加者の走行距離1キロにつき、10円が県などに寄付される。