幾田りら&あの、理想は自然体でいること ブレイク後も変わらぬスタンス
周囲の変化に、意識せざるを得ない部分は増えてきたというが、幾田は「そんななかでも、わたしがあまり変わらないでいられるのは、自分の身の回りで支えてくださる方々が、ずっと変わらずわたしに接してくれるから」と力を込める。「そういう方々がいるおかげで自分を見失わずに、自分らしくいられる。心も安定していますし、小さいころから夢見ていた大好きな歌手という仕事を日々続けられているという幸せをかみしめています」
あのも「露出が増えれば増えるほど、受け止め方もいろいろだなという意識は増していますが、それによって自分の性格やスタンスを変えることはないですね」とマイペースで進んでいるという。 環境が変わっても浮かれることなく、自身の信じる道を突き進む幾田とあの。どこか門出とおんたんに通じるところを感じるが、幾田は「人間関係において、出来る限り自分で完結した感情を持っていたい。どんなに仲が良くて深い人でも、それぞれの正義があるので、あまり『こうしてほしい』と願わず、ナチュラルな関係でいられることが理想ですね」と語ると、あのも「あまり格好つけない人がいい。自然体でいられることが一番」と強調する。2人にとっても、門出とおんたんの“自然”な関係は理想的なのかもしれない。(取材・文:磯部正和、撮影:高野広美)
映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』は3月22日全国公開(後章は5月24日全国公開)