「お迎え渋谷くん」の“いい人”神田役の内藤秀一郎、仮面ライダー俳優として「怖い顔をしないように」意識
フジテレビ系ドラマ「お迎え渋谷くん」(火曜・後11時)が18日に全12話の最終回を迎える。 主人公の俳優・渋谷大海(SixTONES・京本大我)の先輩俳優・神田隆平を演じる内藤秀一郎が17日、制作局の大阪・カンテレで最終話のPR取材会に出席した。 ドラマは、恋をしたことがなかった俳優・渋谷が、年上の保育士・青田愛花(田辺桃子)と出会い、愛を育むラブコメディー。神田は売れっ子の後輩・渋谷をやっかむが、彼のあまりのピュアぶりに心をひかれていく役柄だ。最終回は「神田くんを含め、みんな幸せになるのか見てほしい」とアピールした。 SNSではドラマを見て「いい人過ぎる」と「神田さん」「神田くん」がトレンド入りするほどで「『内藤秀一郎』ではなく、めちゃくちゃ好きな『神田』がトレンド入りするのがうれしかった」と役と一体化した様子。 内藤は2020年にテレビ朝日系「仮面ライダーセイバー」で主演を務めた。ヒーロー俳優は視聴者の子どもたちのために、私生活で悪いことはできず、“いい人”でいるべきとの慣習が昔から伝わる。実際「『赤信号は絶対に渡るな』『手本にならないことはやるな』と言われました」という。 ただ、プライベートでは、街を歩く時もマスクなどで変装は一切せず、長身185センチとあって「ただでさえデカいので『怖い』と。そう思ってほしくないので、怖い顔をしないように、誰に見られても爽やかに、と気を付けてます」と笑いながら明かした。 ドラマ撮影時は金髪の役で「神田くん」と声をかけられることが多かったとか。「金髪なので、むっちゃ目立つんです。今までだと見られるだけで通り過ぎていくんですが、戻って二度見で『内藤さん』じゃなくて『神田さんですよね!』と言われて。うれしいですね」と、大阪府枚方市生まれとあって時折、大阪弁も出た。
報知新聞社