【浅川気象予報士解説】鹿児島県内で線状降水帯のおそれ すでに万之瀬川でははん濫危険水位に 交通に乱れも(午後5時半現在)
鹿児島放送
県内では今夜から21日午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。 薩摩・大隅地方と種子島・屋久島地方ではこれから大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。 21日昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。 県内では南さつま市・指宿市・枕崎市が避難指示を発令しているほか鹿児島市・鹿屋市・薩摩川内市などが高齢者等避難を発令しています。 また、指宿市・南さつま市・南九州市に土砂災害警戒情報が出されています。 南さつま市の万之瀬川では万之瀬橋付近ではん濫危険水位に達しています。 河川に近付かないよう注意してください。 JR在来線は指宿枕崎線の鹿児島中央ー枕崎間で終日運転を見合わせています。 東九州自動車道は野方ー曽於弥五郎インター間が通行止めとなっています。 国道225号の川辺地区でも連続雨量が基準に達したため全面通行止めとなりました。 浅川気象予報士の解説です。