丸山隆平主演、真木よう子、寺尾聰ら共演のヒューマンサスペンス『金子差入店』2025年公開決定
丸山隆平が主演を務め、真木よう子、三浦綺羅、寺尾聰が共演する映画『金子差入店』が、2025年全国公開されることが決まった。 【インタビュー】SUPER EIGHT・丸山隆平「自分の経験を拡張していきたい」 演劇人として欲する“場数” 本作は、刑務所や拘置所への差し入れを代行する「差入屋」を東京の下町で営む家族の絆を描くヒューマンサスペンス。 刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」。金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害されるむごたらしい事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差し入れをしたいと訪ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が家族の絆を揺るがしていく―。 監督は古川豪。本作で長編初監督を務め、オリジナル脚本も自ら手掛けている。完成までに構想から11年の歳月をかけた本作について監督は「差入店やそれにまつわる人々を通して、家族とは?血とは?家庭環境とは?を問うています。どうか一人でも多くの方に観ていただけますように」と作品についてコメントした。 差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。人に言えない過去を抱え、息子のために生き直そうとする男を、これまでの丸山のイメージとは一線を画す迫真の演技で情感豊かに体現した。 丸山は「自分自身がこれまで歩んできた人生を見つめ直すという貴重な作品にもなりました。きっと何か大切なものを見つけてもらえるのではないかと思っています」と語っている。 金子の妻の美和子には真木よう子。世の中の価値観に惑わされず自らの信念を静かに貫く美和子を芯に強さのある柔らかさで表現した。 2人の息子の和真には三浦綺羅。3人と一緒に暮らす金子の叔父の星田には寺尾聰。2016年に主演を務めたドラマ『仰げば尊し』の現場で制作スタッフだった古川豪の才能にふれ本作への出演を決めた。本作では要所要所で家族を支える星田をひょうひょうとした優しさで演じている。 映画『金子差入店』は、2025年全国公開。 丸山、古川監督のコメント全文は以下の通り。