【オートレース】森且行が準決勝進出に向け、笑顔で応える~川口SG日本選手権
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は1日、埼玉県川口オートレース場で開催中のSG「第56回日本選手権オートレース」3日目・第2R「予選」に出走。8車立て、0メートルオープンの3枠からスタートはやや立ち遅れて、好位確保はならなかったが、道中は強敵相手に互角以上の足色を披露し、最後は3着まで競り上げてゴールインした。 初日は5着に停滞したが、2日目、そしてこの日は3着でまとめ上げて、セミファイナル進出のベスト32入りを射程に捉えた。「いやあ、勝ったワカちゃん(若井友和)はうまいなあ~。本当にうまいよ!自分は下回りをやった成果が少しは出たみたいです。余裕はあるんですが、人を抜けるまではないんですよね。あとはスタートだなあ。ヘタ過ぎだよ(苦笑い)。そこは、どげんかせんとね」 4日目・2日は高い確率で雨が降る予報が出ている。「雨になったら、得意じゃない選手たちとばかり走りたいよ(笑い)。な~んちゃんて。そんなこと言っていちゃだめですよね。そこは自分が頑張らないと!」 最後に写真撮影をお願いすると、いつものキリッとした表情を作ったが、つい数日前も似たような絵を掲載したので、「森さ~ん、今日はスマイルで」とリクエストすると、「はいっ」とやさしくほほ笑んでくれました。ファンが喜んでくれそうです。 2日目のレース後、ロッド、シリンダー、ピストンをチェンジする大きな整備で、エンジン力は確実に増強した。得意の雨を味方につけて、まずは準決勝戦進出へ。さあ、ここから大きなが待っている。
報知新聞社