コックピットも激写! 伝説の「ルノー5アルピーヌ」がBEVで復活!! 新型「5」をベースに開発されるアルピーヌブランド新生第一弾モデル
オリジナルの「ルノー5アルピーヌ」は、1970年代にルノー「5」をベースに開発。フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」を超えるスペックで登場し、伝説的なモデルとなっている。 【画像】新型ルノー5をベースに開発されているアルピーヌA290のプロトタイプ。 ルノーは長年親しまれてきたルノースポール(R.S.)ブランドを廃止し、スポーティモデルはアルピーヌブランドとして展開する。A290は新型「5」をベースに開発され、アルピーヌブランドにとっても新生第一弾となる。 量産型では、「CMFB-EV」プラットフォームを採用、最高出力273psを発揮するシングルモーターが搭載される可能性が高い。 厳冬のスカンジナビアで捉えた2台のプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、フロントエンドでは、X字型のアクセントが付いたフォグランプと、鋭いヘッドライトのアウトラインが確認できる。またスリムな垂直のエアカーテン、幾何学模様で囲まれた下部インテークが、フロントバンパーに結合されている。 側面では、ンセプトでは2ドアのように見せていたが、ルノー5と同様にしっかりと4枚のドアが備わっていることもわかる。また大型のサイドミラーを装備、後席のドアノブはCピラーの根本に隠されているようだ。さらにポーティなサイドスカート、目立つフェンダーフレア、そしてコンセプトに見られるものを忠実に再現した特徴的なホイールを装着している。 後部では、コンパクトなルーフスポイラーを装備、リアウィンドウサイドには、コンセプトを彷彿させる縦基調のLEDテールライトの一部も初めて露出している。 エクステリアはコンセプトにかなり近いことがわかったが、キャビン内は大きく異なっていることがわかった。そこには、フラットボトムのステアリングホイールと、布地とレザーを組み合わせたような、非常に強化されたスポーツシートが見てとれる。またこの車に自立型ディスプレイが搭載されている可能性もあるが、クローズアップショットではカバーされており、断定はできない。 量産型では、「CMFB-EV」プラットフォームを採用、3種類のミシュランタイヤを巻いた19インチホイールが装着されることも明らかになっている。選択肢には、スポーツ重視の「Pilot Sport S5」、効率重視の「Pilot Sport EV」、および「Pilot Alpin 5」ウィンタータイヤがある。 コンセプトには、デュアルモーターを積んでいたが、量産型ではこの設定が採用される可能性が低く、最高出力273psを発揮するシングルモーターが搭載される可能性がありそうだ。また、独自のブレーキとサスペンションのセットアップを持つことが濃厚だという。 A290のワールドプレミアは、ルノー5が公開された後、2024年内と思われる。
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