【実写版ブラック・ジャック】高橋一生は6人目だった。加山雄三、岡田将生らが演じた意外すぎる過去作を振り返る
手塚治虫さんが描いた医療漫画の金字塔『ブラック・ジャック』が6月30日、高橋一生さんの主演でTVドラマ化されます。 【画像集を見る】宍戸錠から本木雅弘まで。意外すぎる実写版ブラック・ジャックの歴史 テレビ朝日系で午後9時から10時54分まで放送。同じく漫画原作の『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)での演技も光る高橋さんだけに、どんなブラック・ジャックを演じるのか気になりますね。
実は『ブラック・ジャック』が実写化されるのは、今回が初めてではありません。番外編も入れると、過去に5回もテレビや映画、ビデオ作品として実写化されているのです。調べてみると、意外な俳優が天才外科医ブラック・ジャックを演じていることが分かりました。 手塚治虫公式サイトの特設コーナー「映像化されたBJ」を元に知られざる歴史を紐解きましょう。
【1人目】宍戸錠さん(1977年)
ブラック・ジャックを実写で初めて演じたのは、日活アクション映画などで活躍した俳優の宍戸錠さん。 1977年に公開された大林宣彦監督の映画『瞳の中の訪問者』で、ブラック・ジャックを演じました。
【2人目】加山雄三さん(1981年)
1981年にテレビ朝日系で連続テレビドラマ『加山雄三のブラック・ジャック』が放送されました。 全13話ですが、第8話「血がとまらない」は血友病患者の団体からの抗議があったことを受けて再放送では欠番になりました。DVD-BOXにも収録されない幻のエピソードになっています。 原作とは異なり、ブラック・ジャックは普段は青年実業家として暮らしているという独自の設定になっています。Amazonの作品紹介を引きましょう。 「銀座で画廊を経営する青年実業家・坂東次郎。しかし、それはあくまで表社会での顔。もうひとつの顔は、法外な金額と引き換えに、さまざまな怪我や難病を持つ患者を治していく、謎の天才外科医ブラック・ジャックだった」
【3人目】隆大介さん(1996年)
原作者の手塚さんの死去から7年後の1996年、ビデオ作品として『ブラック・ジャック』が実写化されました。全3巻。 Amazonの作品紹介には「謎に包まれた天才外科医・ブラック・ジャックの活躍を、無名塾出身の実力派俳優・隆大介が熱演」と記載されています。