「夢中で編んでおおきくなっちゃった…」 巨大な「わらじ」奉納 無病息災のご利益求めて【長野】
長野朝日放送
松本市の寺に巨大なわらじが奉納されました。 はだしで歩くと無病息災などのご利益があるとされ、 多くの人が願いを込めました。 縦8m、横3.62mの「大わらじ」。 松本市の大安楽寺で、毎年1月の厄除け縁日に 披露されています。はだしで歩くと足腰が丈夫になったり 無病息災のご利益があると言われ、 多くの参拝者がわらじを踏みしめました。 ■参拝者 「毎年来ているので今年も家族皆元気で過ごせますようにとお願いしました。」 大わらじは住職が去年9月下旬から作り始め、今月3日に完成しました。 毎晩、およそ3時間を費やしたそうです。 ■三澤宥智住職 「私も53年わらじを編んできました。穏やかな人間の人生を歩んでほしい、健康で元気に歩いてほしいなと いうことで色んな方が信仰されております。」 大わらじの始まりは境内の仁王像を見た参拝者が「はだしではかわいそう」と、 わらじを作り、奉納したのが始まりとされています。 住職が編み始めた頃は畳一畳にも満たなかった「大わらじ」ですが、 年々巨大化。今年はなんとギネス記録に挑戦するほど大きくなりました。 ■三澤宥智住職 「夢中に編んでいるうちに大きくなっちゃった。」 住職のチャレンジ精神と幸せへの願いがわらじを 大きくさせています。