人気カントリーシンガー・コーディ・ジョンソンと妻ブランディのラブストーリー
もし、コーディ・ジョンソンがブランディに出会わなかったら、コーディがミュージシャンになることはなく、私たちが彼の音楽を楽しむこともなかったかもしれません。わずか17歳と14歳で出会ったふたりは、2008年に結婚し、以後15年以上ともに暮らしています。 「今日の僕があるのは、ほとんどすべて彼女のおかげなんです」「毎日祈っています。この女性をありがとうって…彼女は僕を全面的に信じてくれています」と、コーディは『Cowboys and Indians』誌に語っています。では、ふたりはどのようにして出会い、今日に至ったのか、これまでに知られていることをご紹介します。
出会いは？ プロポーズは？
17歳のコーディと14歳のブランディが出会ったのは、アメリカ合衆国学校農業クラブ連盟のイベント会場でのこと。コーディは、スポーツで脚をケガしていながら、雄牛乗りに参加していたのでした。その4年後、ブランディは、テキサス州の小さなショッピングセンターのバーで演奏するコーディに出会い、電話番号を渡されます。そして、ブランディもコーディに電話番号を渡し、わずか1ヶ月後には、同棲を始めたのでした。 つき合い始めてちょうど1年が経った頃、コーディがブランディにプロポーズ。そのときの様子を、コーディはラジオ「コヨーテ・カントリー」のインタビューでこう語っています。「すごくありふれた話かもしれませんが、どうやって妻にプロポーズしたのか、教えます。ファーストデートで、僕は彼女を地元の［ステーキハウスのチェーン店］テキサス・ロードハウスに連れて行きました。で、僕らは個室に座っていたんですが、僕はあまりに彼女をほれ込んでいて、妻にするのを待てなかったんです。それから1年後、僕らは同じ場所に駐車して、同じ個室に入りました。そして、駐車場に戻ったときに、僕がひざまずいて、結婚して欲しいと言いました。すごく特別な感じでした」そして翌2008年、ふたりは夫婦に。 コーディの新曲『The Painter』とそのミュージックビデオは、こうしたふたりのラブストーリーを題材にしたもの。コーディは自身のインスタグラムで、「あのミュージックビデオは、僕の美しい妻、ブランディとの出会いや、ふたりで歩んできた人生を映像化したものです。歌詞のひとつひとつが、彼女との素晴らしい旅を反映しています」と綴りました。 結婚した頃はまだ大学生だったブランディ。その後まもなく大学を中退し、コーディがフルタイムで音楽を追求できるよう、2つの仕事をかけもちして家計を支えました。コーディはその頃のことを『Cowboys and Indians』誌のインタビューで語っています。 「彼女と出会ったとき、僕はかなりいかれた若者で、彼女は僕が成長するのを助けてくれたんです」 「彼女は僕が誇りを持てる男になれるように助けてくれました。家のことを、すべてを引き受けてくれたんです。僕の洋服をクリーニングに出して、ツアーまでに引き取りに行ってくれる、といった細かいことから、何でもしてくれて、僕には彼女がやってくれる小さなことがものすごく大きかった。彼女は僕が前に進む勇気を与えてくれるんです」 初期の頃の犠牲や励ましが大いに報われたブランディ。今でもあらゆる面でコーディを支え、インスパイアし続けています。「ここ5年の間にも、音楽をやめたくなったことがありました。家に帰って、『もうだめだ。もう続けられない。うんざりだ』と言うと、彼女が、『できるよ。やらなくちゃ。仕事に戻って、考え方を変えて、やり遂げなきゃ』って言うんです」「僕はそうしました。もし彼女のためにすべてあきらめなくてはいけなくなったら、そうするでしょう」とコーディ。
