【RWS】伊藤紗弥の対戦相手がアマチュア大会で3度の金メダリストに変更、日タイ7対7対抗戦のアンダーカードも決定
2024年2月12日(月・祝)東京・ 後楽園ホールで開催されるラジャダムナンスタジアム・ワールド・シリーズ(RWS)初の日本大会『RWS JAPAN』の一部対戦カードの変更と追加アンダーカードが発表された。 【写真】吉成名高の王座統一戦を筆頭に日タイ7vs.7が行われる 当初、ノンパーンファー・ファミリームエタイ(タイ)と対戦することが決定していた伊藤紗弥(尚武会)だが、ノンパーンファーが欠場となり、代替選手としてノンミン・トール ソンキアット(タイ)が出場。ノンミンは45戦35勝10敗の戦績があるだけでなく、アマチュアムエタイでは2019、2021年、2022年にはユースの部で金メダルを獲得、2022年タイ国キックボクシング大会でも金メダルを獲得するなどタイを代表する実力者。ノンパーンファー以上の強敵を相手に、伊藤は勝利なるか。 そして、暫定王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)に挑むラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチなどが行われる日タイ7対7対抗戦のほか、アンダーカードでも団体の垣根を超えた選手たちによる好カードが揃った。 フライ級戦ではアピデート・チョーバンセン(タイ)vs.老沼隆斗(STRUGGLE)が決定。日本初ファイトとなるアピデートは現在K-1を主戦場とする元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者パコーン・P.K.センチャイムエタイジム推薦選手で、今大会でインパクトを残し、日本での定期参戦を狙っているという。対する老沼は長らくフライ級トップ戦線で活躍する元REBELS王者。空手仕込みの蹴り技で強豪ムエタイ狩りなるか。 また、バンタム級では佐藤九里虎(FAITH)とリュウノスケ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)が激突。佐藤はパンチ主体のアグレッシブなファイトが持ち味のWMC日本スーパーフライ級王者。一方のリュウノスケは幼少期からムエタイを学び本場タイで戦績を重ねてきた実力者。テクニック合戦を制すのはどちらか。 BOMを主戦場とするパルコ・レンジャージム(レンジャージム)はオーシャン・ウジハラ(フリー)と対戦。ウジハラはかつて心・センチャイジムの名で活躍した初代WBCムエタイ日本統一王者。キック引退後はボクシングに転向し、キックに復帰しRISE、シュートボクシングで戦績を重ねてきた。強打が持ち味のパルコとバチバチの打ち合いとなるか。 フェザー級では、BOMを主戦場としていたが、怪我で長期欠場していた佐野貴信(創心會)が復帰、元ICOインターコンチネンタル・フェザー級王者・元山祐希(武勇会)と激突。両者共にアグレッシブなファイターだけに激戦は必至。 その他、SHOUI(SHONAN KAKUTO CLUB)vs.吏亜夢(ZERO)の次世代ファイター対決、NA☆NA(エスジム)vs.MICKY(PIRIKA TP GYM)の注目の女子王者対決、吉本興業所属のお松・レンジャージム(レンジャージム)vs.萩原悠人(リバーサルジム久喜WINGS)など、RWS JAPANならではのアンダーカードとプレリミナリーファイトが決定した。 なお、今大会にはタイからムエタイのプロモーターなどの重役が来日し観戦するため、勝敗だけでなく試合内容によってはタイ・ラジャダムナンスタジアムでの『RWS』参戦も今後ありえるという。誰が存在感をアピールするかにも注目が集まる。
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