タフに遊び尽くせる! 三菱デリカD:5にJAOS製パーツ&ポップアップルーフを纏ったキャンパーの中身とは
2024年4月20日(土)に開催された「神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競馬場春の大商談会」に出展された数々のキャンピングカーのなかから、異彩を放つ1台に注目。それが三菱デリカD:5をベースにしたK WORKS(以下、ケイワークス)のD:5クルーズキャンパーエディションです。 【写真】デリカD:5ベースの快適なキャンピングカーの中身を見る(全18枚)
老舗4WDパーツメーカーJAOSとコラボ
愛知県豊橋市のキャンピングカービルダー「ケイワークス」が新たに提案したキャンピングカーのカタチがD:5クルーズです。 モデル名からもわかる通り、ミニバンの居住性と本格派4WDの悪路走破性を誇るデリカD:5をベースに、JAOS製パーツ(フロントスキッドバー/サイドステップ/フェンダーガーニッシュtype-X/リヤラダーⅡ/フロントバンパーガード/フロントグリルなど※架装は要相談)を装着したことで、よりラギッドなスタイリングを手に入れています。
ポップアップルーフにはソーラーパネルを搭載
D:5クルーズキャンパーエディション最大の魅力は、ケイワークスおなじみのポップアップルーフが選べること(※撮影車両には未装着)。テントは3方向3Wayの開口部を持つことでリヤラダーからアクセスすることが可能で、車内を経由せずにルーフトップに移動することができ、車内で就寝している人を起こしてしまう心配いらず。 テントには超撥水仕様の生地を採用することで雨天でも問題なく快適に過ごせるほか、インナーにはメッシュシートを設けることで暑い夏の車中泊でも快適。メッシュシートが蚊帳代わりになるので、嫌いな虫に不快な思いをすることなく車中泊が楽しめます。
本格派のキャンピングカー装備も見逃せない
ミニバンベースのキャンピングカーの場合、ハイエースなどのゼロからキャンピングカー架装する仕様とは異なり、自由自在なシートレイアウトができないモデルも多くあります。しかし、D:5クルーズキャンパーエディションでは、オリジナルの2列目シートを活かすことで、フラットベッド(幅1110mm×奥行1980mm)や対座シート(1110mm幅)、広い荷室のアレンジも可能です。 もちろんリチウムイオンサブバッテリーシステム(Meviusシステム)を標準装備。AC100Vの通常のコンセントが設けられ、車内でスマートフォンやパソコン、カメラなどの充電も問題なし。車内で電化製品を使用できるので、車中泊がより快適になります。さらに快適性を向上させるのであれば、オプションの手洗いシンクを選ぶことで利便性はより高まるといえます。 カスタムカーのスタイリングをもちながら、車内やポップアップルーフにより快適なキャンピングカー架装が備わる同モデルは、ベース車両によって車両本体価格は異なり674万5000円~722万円(税込)までの価格帯となっています。走破性・安全性・就寝性の三拍子揃ったD:5のキャンピングカーでタフに遊び尽くすのはいかがでしょうか!
ソトラバ編集部