【楽天】初の交流戦優勝はお預け 延長戦敗れ連勝が3でストップ 先発の早川隆久は10イニング無失点
◇14日 楽天0―1広島(楽天モバイルパーク宮城)=延長11回 交流戦首位の楽天は本拠地・仙台でセ・リーグ首位の広島を迎え撃つ3連戦の初戦に敗れ、連勝が3でストップした。球団初の交流戦優勝は15日以降に持ち越しとなった。 先発の早川隆久投手は序盤から直球とチェンジアップなどの変化球を巧みに組み合わせて広島打線を翻弄(ほんろう)。6回に迎えた1死二塁のピンチでは1番・秋山と2番・矢野を2者連続三振に抑えて無失点とし、8回の2死二塁でも秋山から空振り三振を奪って窮地を脱出した。その後も好投し、10イニングを4安打無失点にした。 しかし、打線は広島の先発・大瀬良を攻めあぐねて、3回1死満塁では渡辺佳と浅村が倒れて無得点。7回までゼロ行進を強いられた。大瀬良が降板した後も8回と延長10回の満塁の好機を生かすことができず、逆に延長11回に2番手の宋家豪が1死三塁から2番・矢野の右犠飛で1点を失った。その後の攻撃で逆転することができず、痛い1敗を喫した。
中日スポーツ