「海上保安官」の職場体験を実施 増す役割、受験者は減少で人材確保課題に
海の安全と安心を守る海上保安官の採用につなげようと、福岡県北九州市で職場体験会が実施されました。 【写真で見る】約40人が参加 海上保安庁の役割が増す一方、人材確保が課題
巡視船に乗り、機関銃装備も見学
門司港湾合同庁舎で開かれた職場体験会には、高校生や専門学校生など約40人が参加しました。参加した人たちは海上保安官の指導のもと、指紋の採取などを体験したほか、実際に巡視船に乗り込み、機関銃などの装備を見学しました。
参加者は「海上保安庁も魅力的だな」
参加者 「テレビでしかみたことがないことをやれてよかったです」 「海上保安庁も魅力的だなと思いました」
ねらいは「もっと知名度を上げたい」
第7管区海上保安本部 野原光正人事課長 「海上保安庁の認知度が高くありません。もっともっと知名度を上げてまずは知ってもらうことが大事だと思っています」
尖閣諸島周辺の警備など役割は増加
第7管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島周辺の警備など海上保安庁の役割が増す一方、海上保安学校の受験者数は減少傾向にあり、人材確保が課題になっています。