【べらぼう】初回視聴率が過去最低の12・6% 昨年の「光る君へ」は12・7%
5日のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」初回の平均世帯視聴率が12・6%(関東地区、以下同)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。紫式部を主人公に平安貴族らを描いた昨年の「光る君へ」の初回12・7%を下回り、過去最低となった。個人も7・5%で前作より0・2ポイント低かった。 横浜流星が後に「江戸のメディア王」となる蔦重こと蔦屋重三郎を演じる「べらぼう」。遊郭の街吉原を舞台に始まった初回は、「火事と喧嘩は江戸の華」を物語るように火事のシーンで幕を開け、遊女たちの悲惨な境遇などが描かれた。 大河ドラマの初回視聴率は、主人公の渋沢栄一を吉沢亮が演じた2021年「青天を衝け」が20・0%を記録後、年ごとに低下している。視聴環境の違いから比較は難しいが、全話平均が歴代最低の8・2%の「いだてん~東京オリムピック噺~」(19年)も初回は15・5%だった。
東スポWEB