無許可路上ライブで書類送検 ユニット・CiONが不起訴処分を報告 年内は活動自粛へ
楽器演奏者とヴォーカルが融合したユニット・CiONが3日、公式サイトを更新。今年5月に無許可で行った路上ライブが道路交通法に抵触したとして書類送検された事案をめぐり、不起訴処分となったことを報告した。 メンバーらの不起訴処分を伝える文書 公式サイトでは「違法路上ライブによる書類送検(不起訴処分)に関して」と題した文書を掲載。「過日ご報告申し上げました『CiONが新宿駅前で5月に実施した路上ライブが道路交通法に抵触している可能性があり、メンバー4人、スタッフ6人の計10人が書類送検を受けておりました事案』に関しまして、検察庁による捜査の結果、11月29日付で本件は不起訴処分となりましたことをご報告いたします」と報告した。 続けて「無許可の状態で路上ライブを敢行してしまったこと、通行する方や近隣の方々にご迷惑をおかけしてしまいましたことをあらためてお詫び申し上げます。メンバー・スタッフ一同今後は法令順守を徹底した運営・活動を行っていく所存でございます」と謝罪した。今後の活動については「本件により生じた社会的影響に鑑み、先日ご案内いたしました開催・出演中止のライブイベントを含め、年内のライブ活動は引き続き自粛させていただきます」と伝えた。 同ユニットは、約2800人から実施したオーディションからメンバーが選出され、2017年にデビュー。その後、メンバーチェンジを経て、栞音(VOCAL)、愛佳(VOCAL)、佳子(ALTO SAXOPHONE)、聖奈(EUPHONIUM & BASS TRUMPET)、杏実(PIANO)の5人体制で活動。10月、公式サイトに「違法路上ライブに関連する報道に関して」と題し、事実関係や今後についてつづり、予定のメジャーデビューも中止となっていた。