【独自解説】今治ピアノ教師女性、首を切られ死亡 二女の元交際相手の男を“暴行容疑”で逮捕 二人は以前“交際トラブル”も…今後の捜査のポイントは「時系列」
Q.警察も、過去に二人の交際トラブルの相談を受けているので、その辺りの事情はよく分かっていたのでしょうね? (佐々木氏) 「二女の名前などで相談内容などは分かるようになっていますので、過去に暴行などのトラブルがあったということも踏まえての、暴行での逮捕状執行という形だと思います」
冨田さんの二女が保護されたのは、自宅のある今治市から車で40分と結構離れています。西条市は榊原容疑者の自宅があるということが分かっています。 (佐々木氏) 「このニュースを見たときに、何故“逮捕監禁”にならないのか疑問に感じました。ただ、続いて出た報道によると、二人が一緒に動いている状態が防犯カメラに映っていたそうですが、強い拘束力を示して二人で動いているということが立証できません。被害者側が監禁されているという認識がないという中では逮捕監禁罪は成り立たないんです。そうなると、何かしらの事情があって次女が容疑者と一緒にいた、精神的な関係による拘束力もあるかもしれませんので、まず二女を保護することを考えないといけなかったのだと思います」 Q.夕方の6時の犯行というのは、かなり自暴自棄に見えますが? (佐々木氏) 「びっくりしたのは、現場が警察署の目の前なんです。容疑者が土地鑑のある中でこの犯行に及んでいたのだとすると、計画的というより自暴自棄になった・感情的になったという可能性は高いと感じます」
(佐々木氏) 「凶器を自分で用意したのか、現場にあったものなのかは分かりません。ただ、刺したところが首の部分というのを考えると、その行動に関しては明確な殺意があったということです。この事件には分からないことが多すぎます。二女と容疑者がどうして無理やりでなく一緒に歩いていたのか?二女は母親が殺害されたのを知っていたのか?殺害現場にも二女がいたのか?二女はコートを着ていますので、もしかすると帰って来たときに容疑者と鉢合わせになったという可能性もゼロではないと思います。この時系列が重要な捜査のポイントになるなと感じます。」 (「情報ライブミヤネ屋」2024年1月29日放送)
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