福島県が盛り土を規制する条例の改正案を諮問…土壌汚染を防ぐための追加規定
福島放送
危険な盛り土を規制する県の条例について、土壌の汚染を防止するための追加規定を盛り込んだ改正案が、県の環境審議会に諮られました。 県南地区では、県外から運び込まれたとみられる土砂が大量に積み上げられ、土砂災害などの危険性があることから、県は今年6月に土砂の搬入や一定以上の規模の盛り土の造成などを規制する条例を施行しました。 さらに盛り土の現場周辺の土壌汚染を防ぐため、県は追加規定を盛り込んだ条例の改正案を、18日に開かれた県の環境審議会に諮りました。 改正案では土砂の搬入を届け出る際に、成分の分析表を提出することや、造成中と完了後に盛り土の有害物質の調査を義務付けることなどが追加されています。 審議会は改正案について議論し、内容を取りまとめて、来年1月に回答する予定です。