米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練強行 地元の反発をよそに今年に入って嘉手納基地での訓練は8回目
沖縄テレビ
地元の強い反発をよそに、アメリカ軍は10日、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を強行しました。 今年に入り嘉手納基地で訓練が行われたのは8回目です。 譜久村司記者: 「現在、午後4時49分です。アメリカ軍機から兵士がパラシュートを使って1人また1人と降下していきます」 嘉手納基地では10日、午後4時50分ごろから午後6時前までに2回訓練が行われ、あわせて14人の兵士が基地に降り立つ様子が確認されました。 パラシュート降下訓練は、例外を除き伊江島補助飛行場で行うと日米で合意されていますが、アメリカ軍は滑走路の整備が十分でないとして、2023年12月以降、嘉手納基地での訓練を強行していて、今年に入って8回目と恒常化しています。 基地周辺の自治体でつくる三連協は、基地負担の軽減に逆行するものだとして引き続き訓練の中止を求めて行くとしています。
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