巨人・戸郷翔征、6イニング3失点で4敗目、通算50勝ならず「初回に点を取られたのが全て」と反省
◇21日 巨人2―4ヤクルト(東京ドーム) 巨人の先発・戸郷翔征投手は通算50勝目をかけたマウンドだったが、6イニングを6安打3失点で4敗目を喫した。3失点以上は、5月3日の阪神戦(東京ドーム)以来となった。 変化球が甘くなる場面が目立った。初回1死三塁では、長岡に外角の浮いたフォークを捉えられ先制の中前打に。4回には山田へのフォークが真ん中高めの絶好球となってしまい、左翼席上段に特大弾をたたき込まれた。6回にも先頭のサンタナに高めのカーブを二塁打とされ、1死一、三塁から中村にスクイズを決められた。 阿部監督は「(戸郷は)あまりいいように見えなかったけど、何とか頑張ってくれた」とねぎらったが、戸郷は「初回に点を取られたのが全て。いいボールを出せず、後手後手に回りすぎた」と反省を口に。次回登板こそ快投を披露し、50勝を飾ってみせる。
中日スポーツ