15勝の今永昇太 雨で２時間20分遅れも工夫「やってきたことは間違っていなかった」
＜カブス5－0ナショナルズ＞◇22日（日本時間23日）◇リグリーフィールド カブス今永昇太投手（31）が、7回6安打無失点で無四球4奪三振と好投。6連勝で今季15勝目（3敗）を挙げた。 【動画】今永昇太が堂々のマウンドさばき、７回無失点で15勝目 15勝は日本人投手の1年目としてはダルビッシュ有（当時レンジャーズ）と前田健太（当時ドジャース）の16勝に次ぎ、松坂大輔（レッドソックス）に並ぶ3位で、日本人左腕の最多勝利を更新。 また15勝はナ・リーグ3位、新人では1位。防御率2・91もリーグ3位となる。奪三振は174でリーグ9位、新人1位となり、1920年以降の球団記録では新人歴代3位となった。 地元中継局マーキースポーツなどに、試合が雨で2時間20分遅れたことを問われると「雨が降るかもしれないということを頭に入れながら準備をしていたので、環境に左右されずに良かったです」と振り返り、遅延の時間中については「軽く仮眠を取ったりとか、食事をとるタイミングを逆算して考えたりとか。今回の場合難しかったのは、何時に始まるかというのが分からなかったので。でも自分の計画通りには行動できたので、それが良かった」と話した。 ここまで173回1／3を投げ自己最長投球回を更新。今の状態を聞かれると「9月に自分がどういう状態であるのかが大事というのは、周りのチームメートとかカウンセル監督からも言われてたので、9月に一番ベストな状態を保てるようにというのは、スプリングトレーニングから意識してやってきて、ケガなくここまでこられているので、やってきたことは間違っていなかったと思います」と話した。
