「小さいころから夢見てきた」 平田憲聖は米ツアー予選会挑戦に意欲
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) 【画像】松山英樹も準備万端? 国内ツアー賞金ランキング1位の平田憲聖は、きょうの公式会見で来季米ツアー(PGAツアー)の出場権をかけた予選会(QT)への挑戦を公言した。狙うのは、11月7日開幕の「三井住友VISA太平洋マスターズ」(静岡・太平洋C御殿場C)終了時の同ランク1位に付与されるQTファイナルステージ(12月12~15日/フロリダ州TPCソーグラス)の出場資格。ファイナルステージ上位5位タイまでがPGAツアー出場資格を獲得でき、6位以下から上位40人(タイ含む)には下部コーンフェリーツアーの限定的な出場資格が与えられる。
平田は今季4勝を含むトップ10が9回で、賞金ランクは2位の金谷拓実に約1112万円差をつけて1位。唯一、今季獲得賞金1億円を突破しており、「小さいころから夢見ていたアメリカツアーを目指して」と次のステージへ闘志を燃やす。 前年大会では強風でタフなコンディションの中、「実力以上のものが出た」と初出場ながら6位に入り、4位の石川遼に次ぐ日本勢2番手でフィニッシュ。実力も十分で挑む今年は「個人的に雰囲気が好きで相性はいい。コースも長くないので日本人でも戦える」と狙うは去年以上の成績だ。 予選ラウンドは米6勝のマックス・ホマ、米2勝のイム・ソンジェ(韓国)と同組でプレーする。「ペアリングを見たときは興奮しました」と驚いたが、世界のトップ選手と戦うことに「楽しみながらゴルフが出来ればいいな」といつも通りの落ち着きのある声に、今季4勝の自信を感じさせた。(千葉県印西市/松島流星)