オリビエ・ペリエが引退へ シンボリクリスエス、ゼンノロブロイなどでJRA・GⅠ12勝 凱旋門賞4勝の仏トップジョッキー
世界最高峰のレース・凱旋門賞を4度制覇し、JRAでも379勝(GⅠ12勝)を挙げたオリビエ・ペリエ(51=仏)が現役を引退することが24日、分かった。英のレーシング・ポストが報道したもので、25日にフランスのラ・テスト競馬場での2鞍が現役でのラストライドとなる。 【写真】ド派手ガッツポーズ!シンボリクリスエスで勝利した03年有馬記念 同騎手は地元・フランスで4度のリーディングを獲得したトップジョッキーで、日本には1994年に初来日。藤沢和厩舎の主戦として定着し、シンボリクリスエスとのコンビでは有馬記念(2002、03年)、天皇賞・秋を勝利。ゼンノロブロイを古馬3冠(天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念)に導いた。 また、01年にはマイルCS(ゼンノエルシド=4番人気)→ジャパンC(ジャングルポケット=2番人気)→阪神JF(タムロチェリー=7番人気)で3週連続GⅠ勝利の偉業を成し遂げるなど、短期免許で騎乗する外国人騎手の第一人者として大活躍を見せた。
東スポ競馬編集部