【RWS JAPAN】伊藤紗弥、元K-1王者パヤーフォンに「KO狙う、圧倒する」=4.14
4月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催される、ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会『RWS JAPAN』。[アトム級(46.26kg)2分3R]でパヤーフォン・バンチャメイク (タイ)と対戦する伊藤紗弥 (尚武会)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。 【フォト】伊藤が右ボディでKOする瞬間! 伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得するなど、幼少期から注目を集め、WPMF、WMC、WBCムエタイ、IPCC、IMSAと世界5冠を達成した“ムエタイ才女”。今年2月のRWS初日本大会でもノンミン・トール ソンキアット(タイ)にKO勝利を飾っており、今回は初代K-1 WORLD GP女子アトム級王者のパヤーフォンと対決だ。 パヤーフォンの印象に関して伊藤は「軽量級のムエタイの選手の中でもめちゃ強いですし、トップクラスの選手だなと思います、もちろんK-1でもチャンピオンになっていて、それにヒジとヒザが加わったらさらに強いんだろうなと。試合展開としては、僅差になり、どっちが勝つか分からないと思われる試合になるのかなと思います」と高く評価。 具体的に強いと感じる部分は「やはり蹴りですね。キックの威力が強く、蹴った時に体幹が全然ブレていないので、映像を見ているだけでも強い蹴りだと分かります」と蹴りだとした。 過去最強の相手と感じるか聞かれ「そうですね。今までに身長が大きい相手にムエタイスタイルでやられちゃうことはあったんですけど、同じぐらいの身長でバチバチにやり合うスタイルの選手の中では、過去最強の相手だと思います」と率直にパヤーフォンの実力を認める。 完勝すれば、K-1ファイターよりも強いというアピールになるが、「もちろん私はKOを狙って練習してるので、圧倒するつもりでやります。向こうが蹴りで来るならパンチで行こうかなと思っていて、もしパンチで来るんだったら蹴ろうと、逆パターンで行こうかなと」とプランも明かした。 最後にファンへ向けて、「RWS1回目の大会も盛り上がって2回目もいい選手がたくさん出るので、本場のムエタイを感じてもらいたいです。応援はもちろんですけど、他の応援していない選手の試合も見て、ムエタイを楽しんでもらえたら嬉しいです」とメッセージを送った。 過去最強と認めるパヤーフォンに伊藤はどんな試合展開を見せるのか。試合までいよいよ5日となった。