【速報】「民意を得た。職員は一緒にやることが地方公務員の責務」兵庫県知事選で再選の斎藤元彦さん 当選から一夜明け会見
兵庫県知事選挙で再選した斎藤元彦さんが、当選から一夜明け、18日午後会見に臨み「民意を得た。職員は一緒にやることが地方公務員の責務」と語りました。 【LIVE】斎藤元彦前知事の会見 勝利から一夜明け 当選の受け止め語る 斎藤さんは、会見で、今後着手したいことについて、「予算の編成作業が佳境になっている。議論して準備をしていきたいと思います。大きな政策として、若い世代の支援策であったり、阪神淡路大震災から30年ということになりますし、万博の開催も来年ですから、観光施策を含めた取り組みも、もう一度確認をして進めていくという施策をしっかり作っていきたい」と話しました。
■「民意を得た。職員の皆さんは一緒にやることが、地方公務員としての責務」
また、県職員に伝えたいことについて問われた際には、「やっぱり今回民意を得て、再び兵庫県知事選挙で知事として就任させて頂きますんで、民意を受けた立場でもありますから、職員の皆さんはやはり知事部局として、そこを一緒にやっていくっていうことが、地方公務員としての責務なので、もちろん僕もコミュニケーションとか、仕事で連携していくことは当然ありつつも、やっぱりそこは、ひとつのチームとして皆が一緒にやっていかなければならない」と語りました。
■吉村知事から「おめでとう」とメール
隣接する大阪府の吉村知事から連絡があったか?という問いには「私から特に連絡はしてないが『おめでとう』というメールはありました。今回、色々あったが、再び知事という立場にならさせて頂くことになりましたので、関西広域連合もそうですし、兵庫と大阪は連携しなければならないことがたくさんテーマごとにあるので、そういったことを、これからも行政としてやっていくということは大事だと思います。きのう夜、すぐ寝てしまったので返信はしてないですけど」と答えました。
■約400人のデジタルボランティアの支援を受けるなどSNSでも支持広げる
斎藤さんは選挙戦で、約400人のデジタルボランティアの支援を受けるなど、SNSでも支持を広げました。 17日の当選直後には、「一人一人の県民の皆さんが判断していただいた。県民の皆さん一人一人の勝利」などと話しました。 【斎藤さん】「何が正しく、何が真実か。そしてどうあるべきか、一人一人の県民の皆さんが判断していただいた。県民の皆さん一人一人のまさに勝利だと思っています」 兵庫県民からは、「SNSもXとかで見ていて、自分が思っていたのと全然違う印象に途中でガラッと変わった。不思議な感じの知事選だった」「指示する人がいたから選ばれたと思うので前よりは信頼できるのかなと」などといった声が聞かれました。 知事選では当初、前尼崎市長の稲村和美さんが優勢とみられていましたが、SNSなどで支援の輪を広げた斎藤さんが支持を広げ、111万3911票を得て当選しました。