バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

敗れた西岡良仁[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク71位の西岡良仁は同73位のJ・ムナル（スペイン）に3-6, 1-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。 【ナダル、西岡 良仁らバルセロナOP組合せ】 28歳の西岡は今季、ツアー大会の本戦でマッチ3勝5敗と苦戦。最後にツアー本戦で白星を挙げたのは、N・ボルジェス（ポルトガル）に勝利した2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）1回戦となっている。 西岡がバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルに出場するのは2年連続3度目。昨年の16強が最高成績となっている。 1回戦の第1セット、西岡は第5ゲームでブレークポイントを握ると最後はムナルがダブルフォルトを犯し先にブレークに成功する。しかし、直後の第6ゲームでブレークポイントを握られた西岡はバックハンドのドライブボレーをミスしブレークバックを許す。さらにその後、第8ゲームでもブレークを奪われた西岡はこのセットを落とす。 第2セット、西岡は第1ゲームでミスを重ねいきなりブレークを許す苦しい展開に。第2ゲームで1度はブレークバックを果たしたものの、その後もミスが目立った西岡は第3ゲームから5ゲームを連取され、初戦敗退となった。 勝利したムナルは2回戦で第14シードのJ・トンプソン（オーストラリア）と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、トンプソンはこの試合が初戦となる。