葛尾村の「二十歳の集い」で記念撮影する佐藤さん（後列左から２人目）ら出席者

　福島県葛尾村の成人式「二十歳の集い」は２日、村民会館で行われた。県内トップを切っての式典。新成人がそれぞれの夢に向かって歩み、東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの古里の復興に貢献していく誓いを新たにした。 　２０歳の対象者１６人のうち、７人が出席した。篠木弘村長が一人一人に記念品を手渡し、「柔軟で斬新な発想、エネルギッシュな行動力を最大限に発揮し、古里・葛尾の未来のために力を注いでほしい」と式辞を述べた。吉田義則村議会議長、橋本徹県議、佐々木恵寿県議が祝福した。 　新成人代表の佐藤友也さん（１９）＝千葉工業大創造工学部２年＝が「この村でたくさんのことを学び、青春の日々を送ることができた。葛尾で得た経験を胸に、どんな困難にも立ち向かい、成長できる大人になるようまい進していく」と誓った。式終了後、全員で記念撮影した。