玉森裕太の視線に愛を感じる…思わず「手慣れてる」と思った胸キュン場面とは? 『あのクズを殴ってやりたいんだ』第7話考察
海里との胸キュンシーンも健在
波瀾万丈だった第7話だが、キュンキュンシーンも健在だった。たとえば、ほこ美が腹筋をするとき、海里が足を持ってあげていたのだが、起き上がる瞬間にそのままハグをしたり。 ベタな展開ではあるが、海里を演じている玉森の演技があまりにも自然だからか、「少女漫画かよ~」という感じにはならず、大人なキュンキュンを摂取することができた。 また、「あの、わたし、汗臭い…」とほこ美が海里を遠ざけようとしたにも関わらず、そのままキスをする展開にも、「こやつ、手慣れておる…」と思いながらも、海里の“沼”にハマってしまった。 しかし、海里はボクシングカメラマンの修行をするために、アメリカに行くことになる。行ったら、しばらくは帰って来られないらしいが、「チャレンジしたい」と言われてしまったら、ほこ美も背中を押さざるを得ない。 ただ、「ほっこー、俺と離れて平気?」と聞かれたとき、「全然。わたし、忙しいんで。プロテストまで、海里さんに構ってる暇ないし、集中できていいかも」と返したほこ美の表情からは、“全然大丈夫じゃない”という思いが伝わってきた。
ほこ美と海里、遠距離ではダメなの!?
「わたし、待ってないですから。だから、これでさよならです」 「ほっこー、今までありがとう」 最後のお別れを言い合う2人を見て、「いやいや、遠距離は無理なの…」と思ったが、それがほこ美と海里のケジメなのだろうか。 そんななか、大葉が「佐藤のこと、ずっと好きだった。ってか、超好きだ。佐藤支えるの、俺じゃダメかな」とTHE当て馬な告白をする場面が。これまでの流れでいけば、玉砕間違いなしなのだが、ほこ美はすでに海里にさよならを告げている。 まだ別れたばかりだし、彼への思いを断ち切ることはできていないと思うが、「それでもいい」と言われたら、揺れ動いてしまう可能性もあるだろうか。 また、大葉といい雰囲気だったゆい(岡崎紗絵)が、告白の現場を間近で見てしまった…というのも、なんだか心苦しい。個人的には、これまでずっと辛い思いをしてきたゆいが、大葉と結ばれて幸せになってほしいと思うのだが、どうだろう。 とにかく、ほこ美と海里は別れる必要なんてない! 遠距離をすればいいのに! と思ってしまう。 【著者プロフィール:菜本かな】 メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
菜本かな