俳優の佐藤浩市さん（62）と息子の寛一郎さん（26）が5日、出演する映画『せかいのおきく』（4月28日全国公開）の完成披露試写会に主演の黒木華さんらと登場。寛一郎さんが、100年後にも絶対に残っていてほしいものを明かしました。 【画像】囲み取材に応じる寛一郎さん 映画は黒木さん演じる、幕末の江戸の片隅で子供たちに読み書きを教えるおきくや、寛一郎さん演じる最下層の仕事に就く中次らが、貧しくもたくましく生きる“命の循環”をテーマにした物語です。佐藤さんは、おきくの父を演じています。

（左から）池松壮亮さん、黒木華さん、寛一郎さん、佐藤浩市さん

寛一郎さんと立ち位置が隣となった佐藤さんは「今日はありがとうございます。ちょっと、この並び（息子の横）が嫌なのでかわってもらえますか？　こういう舞台で、こういう並びは恥ずかしいんですけど」と照れた様子で挨拶しました。 さらに、命の循環を描いた映画にちなんで、“100年後にも絶対に残っていてほしいものは？”という質問に、寛一郎さんは「DNAです。今回の（映画の）テーマでもある人を受け継ぐということや、横に父がいるので あれですけど、いまいましい、ふざけた佐藤家のDNAも残して欲しいので…」と答えると、すかさず佐藤さんは「コラッ！」と笑顔でツッコミを入れていました。