今季限りでの退任を発表した鬼木達監督への大久保嘉人氏の思い「みんなに愛される素晴らしい人間性を持った監督でした。名監督です」|やべっちスタジアム
【国内サッカー・Jリーグ 最新ニュース】DAZNのオリジナル番組『やべっちスタジアム』#179では先週、今季限りでの退任を発表した川崎フロンターレの鬼木達監督について言及。解説の大久保嘉人氏が鬼木監督への想いを語った。
現在50歳の鬼木監督の今季限りでの退任が発表された。2010年から16年まで川崎Fのコーチを務め、17年に就任してから8年間で2度の連覇を含むJ1リーグ優勝4回など、7度のタイトル獲得に貢献するなど、チームの黄金期を作った。 2018年に鬼木監督のもとでプレーしたこともある大久保氏は「風間(八宏)監督の後を引き継いでめちゃくちゃプレッシャーは多分あったと思う」としつつ、「フロンターレに足りなかった守備の面を整備して、そこからタイトルを7つも取ったのはすごいですよね」と称賛した。また、大久保氏は鬼木監督の人柄についても自身の思いを口にしている。 「顔は一見怖いんですけど、人柄も良くて、選手の気持ちもめちゃくちゃわかってくれる。悩んでいる選手には鬼さんから声をかけて話を聞きますし、一緒に解決しようとしてくれるので選手からの信頼も厚い。みんなに愛される素晴らしい人間性を持った監督でした。名監督です」 前節の試合後にはガンバ大阪戦で同点ゴールを記録した小林悠にインタビュー。鬼木監督についての想いを口にした。 「鬼さんも試合後に『やっぱり悠が決めてくれたな』と言ってくれてこらえられなかった。入団した時からずっと一緒にいるので他の人とは思いが違うのかなと。自分が今年2点しか取っていなくてもっと活躍していたら違う流れになったのかなとか、いろいろ思いましたし、悔しいですね。鬼さんとやる試合をしっかり噛み締めながら一つでも多く勝てるように頑張ります」 リーグ戦は残り5試合、川崎Fはどれだけの勝利を積み上げることができるだろうか。