桑田真澄、清原和博の体格・パワーを前に「絶望」 “ボールと会話”の真意も
桑田真澄氏が、17日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』(前11:50)に生出演。生バラエティー初出演となった今回、さまざまな逸話を紹介していった。 【写真】CMで共演した桑田真澄&清原和博 桑田氏は「野球界の常識っていうのが、たくさんあってですね。ピッチャーだったら、ひじを高く上げるとか。その常識通りやればやるほど、僕は下手になっていって。ピッチャークビになったんです。やはり、常識を疑ってみようということで。自分は小さい。体格、パワー、スピードの前に絶望したわけですね。絶望を味わせてくれたのが清原くんだったんですよ。あの体格、パワー、打球のスピードとか、それを目の当たりにして絶望した」と回顧。 続けて「じゃあ常識を疑って、自分の投げやすいフォーム。ピッチャーの目的はアウトを取ることなんで、その考え方を持とうと。コントロールを重視して、投球術でいこうと…」と語っていった。 現役時代の逸話として「ボールと会話できる」ということの真意についても「マウンドで自由に操作できるものって、ボールなんです。マウンドって、恐怖と不安でしかない。いつも不安でしたし、怖かった。そういう自分を奮い立たせるために。ボールに語りかける。すると、時々『ここはカーブでいけよ』みたいな、そういう声が届いてくるんですよね。それで大ピンチを切り抜けたっていうのが、たくさんあったんです」と明かしていた。