崎山蒼志「存在が最高」 大好きなキャラクターをCDアルバムジャケットにデザイン
2018年にインターネット番組の出演をきっかけに注目され、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』など大型音楽フェスへの出演経験もある、シンガー・ソングライターの崎山蒼志さん(20)にインタビュー。最新アルバムに込めた思いや、今後の目標などを伺いました。 【画像】ライブツアー千秋楽を迎えた崎山蒼志さん
■20歳を迎え「大人と少年のはざまにいる感じ」
――20歳になって何か変化はありましたか? 学生じゃないし、10代じゃないから。大人と少年のはざまにいるような感覚はあるっていうか。そういうところから色んなことを見ている感じはしますね。 ――楽曲の制作では変化はありましたか? 日々結構変わっていっていると思うんですけど、仲いい人とか“あの人がいいなって言ってくれるかな”とか、そういうことを意識するようになりました。 ――最近ハマっていることは何かありますか? なんだろう…。ホラー。ここ1、2年くらいすごく好きで。 ――その環境に行きたいとかありますか? それは思わないですね。全然。 ――ホラーの魅力は何ですか? ホラーとかって、構築しているというか。設定もちゃんと作り込まないと怖くならないじゃないですか。そういうところが好きなのかもしれない。一気にグッとひかれるという没入感が好きですね。
■止まらないモンチッチ愛「実家に50体いる」
最新アルバム『i 触れる SAD UFO』(8月9日発売)は、幼いころの記憶や日常などがつづられた全11曲が収録されています。 ――『i 触れる SAD UFO』はどんな思いを込めて制作しましたか? ひとつ、“SF(サイエンス・フィクション)”をキーにしているんですけど。でもパーソナルな、私小説っぽい内容になっているかなと思います。 ――歌詞は普段、どのように書いているのですか? タイアップだったら作品とかから影響を受けて、歌詞を見つけていくんですけど。普段は、ギターを弾きながら歌ってて、そのまま出てきた言葉を全部使っちゃったりもしたり。散歩をしている時とか、家にいるときに、メロディーに当てはまるように書くことが多いです。 ――ジャケット写真は、モンチッチが涙を浮かべているようすが描かれていると思うのですが、なぜモンチッチを起用したのですか? 2、3歳の時からモンチッチがめっちゃ好きで。それで、いつかジャケットになったらいいなと思っていたんですけど、今回、表題曲ができた時に、『TOKI』というフォトグラファーユニットの方々に、モンチッチを撮ってほしいなっていうアイデアがポンと浮かんで、それが実現したという感じです。 ――モンチッチはいくつも持っているんですか? 一人暮らしの部屋には、8~10体いて、実家は50体くらいいますね。でも、サイズも違うし。 ――モンチッチの魅力は? 存在が最高ですね。あと、形とか。持ったときにめっちゃ柔らかいんですよ。全体的に好きですね。赤ちゃんとか泣いてても、モンチッチの顔を見たら笑ったりするんで。モンチッチすごいです。
■今後の展望「面白い音楽を同世代で作りたい」
――今後の目標について教えてください。 同世代にやばいミュージシャンがいっぱいいるんですよ。プレーヤーもそうだし、トラック作る人とか、シンガーもそうだけど、めちゃくちゃいっぱいいるから。そういうやばい人たちをつなげたい。面白い音楽を同世代で作りたい。あわよくば、自分もそこにいたいですね。