【予選レポート】角田裕毅、速さと集中力でハミルトンとアロンソ超える8番手!驚速フェルスタッペンが開幕3連続PP/F1オーストラリアGP
F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバート・パーク・サーキット)の予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が開幕から3戦連続でポールポジションを獲得した。 ●【F1第3戦オーストラリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム結果 ■【予選Q1】角田裕毅Q2進出、母国GPのリカルドQ1敗退! Q1トップタイムはカルロス・サインツ(フェラーリ)、2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。 HRC製『ホンダRBPT』パワーユニット勢は、角田裕毅(RB)が8番手、母国GPを迎えているダニエル・リカルド(RB)はトラックリミットでタイム抹消となり18番手でQ1敗退だった。 【Q1敗退】F1オーストラリアGP 16 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 17 P.ガスリー(アルピーヌ) 18 D.リカルド(RB) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) ■サージェントは“チームプレイ欠場” フリー走行1回目でクラッシュしたアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)のマシンで予選に出場した。マシンを譲ったサージェントは2日目のフリー走行3回目から欠場を受け入れ、ウィリアムズF1は「チームプレイ」でポイント獲得を狙う。 ■【予選Q2】角田裕毅、メルセデスF1超えのQ3進出!ハミルトンはQ2敗退! Q2トップタイムはC.サインツ(フェラーリ)、2番手はC.ルクレール(フェラーリ)、3番手はM.フェルスタッペン(レッドブル)だった。 HRC製『ホンダRBPT』パワーユニット勢は、角田裕毅(RB)が9番手でQ3に進出した。メルセデスF1の2台を上回り、トップ5チーム以外で唯一のQ3進出だ。 Q2敗退はL.ハミルトン(メルセデス)、A.アルボン(ウィリアムズ)、V.ボッタス(Kickザウバー)、K.マグヌッセン(ハース)、E.オコン(アルピーヌ)だった。 【Q2敗退】F1オーストラリアGP 11 L.ハミルトン(メルセデス) 12 A.アルボン(ウィリアムズ) 13 V.ボッタス(Kickザウバー) 14 K.マグヌッセン(ハース) 15 E.オコン(アルピーヌ) ■【予選Q3】角田裕毅がアロンソ超え、0.8秒差の8番手! 開幕戦から3戦連続でポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、さすがと言わざるをえない速さと集中力だった。 2番手は盲腸の手術から復活したばかりのカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。レッドブルF1は今シーズン初となる予選1-2を目指したものの、0.089差でサインツに阻まれてしまった。 ■角田裕毅、大健闘! HRC製『ホンダRBPT』パワーユニット勢の角田裕毅(RB)は、トップまで0.873秒差の8番手に入り、アストンマーティンF1の2台を超え、さらに7冠ルイス・ハミルトン(メルセデス)をも超える大健闘。評価の高かった速さに加えて、課題だった冷静さと集中力を見事に発揮し、トップ5チーム以外で唯一のQ3進出だった。次はこのままチェッカーフラッグを受けてポイントを確実に持ち帰ることを続ければ、F1移籍市場でも注目の1人となるだろう。 母国GPを迎えているダニエル・リカルド(RB)はトラックリミットでタイム抹消により18番手でQ1敗退となり、RB勢は予選結果で大きく差がついた。 【暫定予選結果】F1オーストラリアGP 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 2 C.サインツ(フェラーリ) 3 S.ペレス(レッドブル) 4 L.ノリス(マクラーレン) 5 C.ルクレール(フェラーリ) 6 O.ピアストリ(マクラーレン) 7 G.ラッセル(メルセデス) 8 角田裕毅(RB) 9 L.ストロール(アストンマーティン) 10 F.アロンソ(アストンマーティン) <予選Q2敗退> 11 L.ハミルトン(メルセデス) 12 A.アルボン(ウィリアムズ) 13 V.ボッタス(Kickザウバー) 14 K.マグヌッセン(ハース) 15 E.オコン(アルピーヌ) <予選Q1敗退> 16 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 17 P.ガスリー(アルピーヌ) 18 D.リカルド(RB) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) <欠場> ー L.サージェント(ウィリアムズ)