澤村國矢、二代目澤村精四郎襲名へ「声を特大にして『きよしろう』アピールしたい」十二月大歌舞伎で披露
歌舞伎俳優の澤村國矢(46)が25日、東京都内で歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(12月3~26日、3部制)の取材会に出席した。第1部「あらしのよるに」で、師匠・澤村藤十郎の芸養子となり、藤十郎の前名「澤村精四郎」を二代目として襲名し、披露する。 國矢は子役として舞台や映像作品に出演後、1988年に歌舞伎座で初舞台を踏み、95年に二代目澤村藤十郎に入門。今回の襲名を喜び、責任を感じ「一般家庭の人間がこのような夢をかなえていくことは少ないと思う。そういった方たちの希望となれるよう、歌舞伎と向き合っていきたい。覚悟を決めて頑張っていきたい」と意気込んだ。 精四郎の読み仮名は「きよしろう」。ロックミュージシャンの故忌野清志郎さんの名前と同じ読み方で、獅童からは「いい名前だよ」と言われたといい「声を特大にして『きよしろう』ということをアピールしていきたい」と力を込めた。
中日スポーツ