韓国初、水素運搬トラックが現場投入へ…環境に優しい未来型輸送
【10月31日 KOREA WAVE】韓国で初めて現場投入を控えた水素車両運搬トラックの引き渡し式が28日、平沢港の水素交通複合基地で開かれた。 環境省によると、同トラックのモデル事業は2022年3月、環境省、京畿道、平沢市、現代自動車、SKE&S、現代グロービス、韓国ガス技術公社が締結した「水素モビリティ特区造成のための業務協約」の後続措置の一つとして推進される。 水素車両運搬トラックは、現代自動車が今年1月に水素燃料電池トラック「エクシエント」をベースに製造に着手し、10月に認証を終えた。最大6台の車を同時に積載でき、同クラスのディーゼル車に比べて優れた動力性能を持つ。1回の充電で380㎞走行が可能だ。 モデル事業の主管会社として参加する現代グロービスは、買収された車両を現代自動車牙山工場と平沢港間の往復約40㎞区間に輸出用車両運搬用途として投入し、モデル事業6カ月間データを蓄積して総所有費用(TCO)や環境改善効果などを分析する。 現代グロービスは車両運搬トラック1132台を運行しており、モデル事業後、環境・社会・透明経営(ESG)レベルで既存の内燃機関車両運搬トラックを水素自動車に随時転換する。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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