鳥栖市、算定ミスで固定資産税を過大に課税 8人に対し総額4万2400円
鳥栖市は14日、2024年度固定資産税で税額算定に誤りがあり、8人(家屋9棟)に対し総額4万2400円を誤って多く課税していたと発表した。 内訳は固定資産税3万7200円、都市計画税5200円。本来、減額されるべき評価額が前年度と同額のままだったため、過大に課税した。 課税システム上で一部修正作業を行った際に、評価額が減額前に戻り、再計算を行わなかったのが原因。5月中旬、国に提出する調書を作成する際に気付き、原因を調べていた。 対象者には既に連絡して謝罪、全額納付者には還付で対応するほか、分割納付者には今後の納付額で調整する。市税務課は「再発防止のため、職員相互の確認徹底とチェック体制の強化を図りたい」としている。(樋渡光憲)
樋渡光憲