ドン・キホーテ“最後の未開の地”高知の出店は「なるべく地味」に準備中! 周辺住民配慮の“異例対応”の背景には“新しい物好き”の「県民性」
テレビ高知
国内で唯一高知にだけ店舗がないディスカウントストアの「ドン・キホーテ」が2025年、高知市に“新設”されます。ただ、オープンに向けては「なるべく地味」に準備する“異例の対応”がとられています。 【写真を見る】ドン・キホーテ“最後の未開の地”高知の出店は「なるべく地味」に準備中! 周辺住民配慮の“異例対応”の背景には“新しい物好き”の「県民性」 「ドン・キホーテ」は、“県内1号店”を高知市東雲町の電車通り沿いに出店する計画を県に届け出ていて、現在、建設工事が進められています。店舗面積は4204㎡、新設予定日は2025年1月20日で、これ以降、準備が整えばオープンする見通しです。 店舗面積が1000㎡を超える大規模な小売店舗が新設される際は、周辺の交通・騒音・環境問題を県などと事前に審議することになっていて、審議会では、主に「交通」の懸念点が話し合われました。 ドン・キホーテによりますと、駐車場の出入り口は、電車通り側に2つ、北の市道側に1つ設置され、北側の出入り口では、市道が狭く交通の混雑が懸念されます。また、近くのパチンコ店の駐車場を借りて「臨時駐車場」とすることが決まっています。 これらを受け委員からは、臨時駐車場の利用者に特典を付けることや、電車通り沿いという立地を生かし公共交通機関の利用を促すなど、交通混雑を解消に向けて取り組むよう要望が出ていました。 ドン・キホーテは、現状、営業時間を「24時間」で届け出ていますが、審議会後に「24時間営業はしない」方針を明らかにしました。さらに、「プレオープンを大々的に宣伝せず駐車場の経路を記したチラシを配る」など、「近隣住民への配慮」を優先した“異例の対応”で準備を進めているということです。 (パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテ運営会社) 坂井直人さん) 「『高知の方は新しいものが非常に好きで、大挙して来る』ということで、地域住民・交通面を含め、混乱が生じないように、『なるべく地味に』『スムーズに』オープンさせていただきたいと、現状、考えている」
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