2回戦で第1シードを破った栗山陽菜（九州国際大付）

競技3日目を迎えた「第52回全国高校選抜大会」は27日、滋賀ダイハツアリーナで男女ともに個人戦がスタート。シングルスの1～2回戦が実施され、ベスト8が出そろった。 【トーナメント表】バドミントン高校選抜2024　女子シングルス組み合わせ 【女子シングルス】 多くの好試合のなか、2回戦で第1シードの松田仁衣菜（福井工大附福井）をファイナルゲームの末に破った、栗山陽菜（九州国際大付）のタフなプレーが光った。第2ゲームはマッチポイントを握りながら23-25で落としたが、ファイトバックして流れを取り戻し、最後は21-13。「全日本ジュニアのチャンピオンに勝って、うれしいです。引かずに戦えたのがよかったと思います」と、安堵の表情で激戦を振り返った。 前日の団体戦でチームの柱として奮闘し、準優勝した平本梨々菜（青森山田）は、全国トップクラスの高い実力を発揮。心身ともにタフなパフォーマンスで、危なげなく連勝した。 インターハイ8強で伸び盛りの白川菜結（柳井商工）は、1回戦の第1ゲームこそ苦心したものの、その後はスピーディーかつ柔軟な配球で先手を取って得点を重ね、チームの主将・砂川温香とともに最終日への切符をゲット。そのほか、山川唯奈（高松商）、佐々木弥都（新田）、神尾朱理（四天王寺）、小田楓（富山国際大付）が準々決勝進出を決めた。 ★28日の対戦カード 【女子シングルス】 ▼準々決勝 栗山陽菜（九州国際大付）　―　山川唯奈（高松商） 砂川温香（柳井商工）　―　平本梨々菜（青森山田） 白川菜結（柳井商工）　―　佐々木弥都（新田） 神尾朱理（四天王寺）　―　小田楓（富山国際大付）