台風10号の香川県の被害 新たに農地などの被害判明 公共土木施設の被害額は1.1億円に
8月下旬から9月初めに全国各地に被害をもたらした台風10号。香川県は9日、県内の被害状況のまとめを更新し、新たに農地の被害などを明らかにしました。
香川県の発表によりますと、9月2日に発表した被害のまとめの後、農林水産物や農業施設では、東かがわ市、土庄町、小豆島町、高松市の計11カ所で大雨による「のり面」の崩落があったほか、水路への土砂流入、農業集落排水施設の一部浸水などが明らかになりました。農林水産業の被害額は約4175万円に上ります。 県と市町が管理する河川や道路、下水道など公共土木施設の推定被害額も、20カ所で計約1億1440万円に増えました。 また、一般住宅の被害は、新たに判明したものを含め、東かがわ市、土庄町、小豆島町で一部損壊が1棟、床上浸水が10棟、床下浸水が85棟となりました。
KSB瀬戸内海放送