鈴木博昭「こういうタイプの子は結果と内容で分からせるしかない」秋元強真の挑発に静かに闘志【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前々日インタビューが11月15日、名古屋市内で開催された。 7月に行われた「超RIZIN.3」でYA-MANにKO負けを喫し、再起戦に臨む鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が対戦相手の度重なる挑発に「結果以上に説得力のあるものはない」と静かに闘志を燃やした。 鈴木は昨年6月に西谷大成、今年2月に芦田崇宏を相手にTKOで2連勝。フェザー級のトップ戦線に名乗りを上げたところでのYA-MAN戦の敗戦だった。今回は9月のさいたまスーパーアリーナ大会でのRIZINデビュー戦で常連ファイターの金太郎に1RでTKO勝ちを収めた秋元強真(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。鈴木は現在39歳、秋元は18歳と21歳差の対戦となる。 鈴木は秋元について「よく名前を聞く、噂の天才ぼっちゃん」とばっさり。 カード発表以降、秋元から挑発を受けているのだが「ぶっ飛ばしに行くというか。ここまできれいになめられたのは久しぶりなんで、1周回って、こういうタイプの子は結果と内容で分からせるしかない。逆に言葉がないなっていう感じ。(挑発は)そりゃ耳に入ってきますよね。もう言ってどうこうという話じゃないんで。結果以上に説得力のあるものはないんで」と静かに闘志を燃やす。 秋元の打撃のレベルについては「上手でしょう。誰が見ても上手でしょう。以上」と評価しつつも「速い、強い、上手いは当たり前の世界でやっているんで“そうですか”と。もちろんいい選手なのは見てば分かるが、それは標準装備なので気にはしていない」と世界を相手に戦ってきた男のプライドを見せた。 そして「ここで負けて再起していけばいいじゃんと。味出してやるよというところはありますよ。負けて芽が摘まれるということはないので、これを機にまた頑張んなよと思います」などと語った。 また西谷大成、今回の秋元と若手に対する門番というカードが多いことについては「使っていただいているのはうれしいが。上を目指したいが、ゲーリー・グッドリッジ感が出てないか?ということはふと思うことはありますけど(笑)」とジョークを飛ばす場面もあった。