【NFL】9月に開幕 アメフト“2023シーズン”が本場アメリカでスタート
アメリカンフットボールの新しいシーズンが始まります。アメフトは9月が開幕の季節。なぜでしょうか。それは、アメフトの象徴でもある世界最高峰NFLの開幕戦が行われるからに他なりません。 【画像】57回スーパーボウルはパトリック・マホームズ擁するカンザスシティ・チーフスが制覇 2月のスーパーボウルで幕を閉じるNFL。欧州サッカーやNBA・B1リーグといったバスケットボールなどでは『2023ー24シーズン』と言いますが、NFLでは『2023シーズン』と言います。また『58回スーパーボウルのシーズン』ということで話が進むことも多くあります。
■チーフスのマホームズ選手は日本に縁がある
今季も32チームが覇権を争うNFL。開幕戦はデトロイト・ライオンズ@カンザスシティ・チーフス(本拠地のチームを@の後につけて書くのがアメフトでは一般的)。昨季のスーパーボウルチャンピオン、チーフス。その司令塔であるQB(クォーターバック)15番パトリック・マホームズ選手は必見です。 『競技を理解することが難しい』と言われるアメフト。チームや選手などから入るのをオススメします。 マホームズ選手の父はプロ野球の横浜(現DeNA)ベイスターズで活躍したパット・マホームズさん。1997年途中に来日し1998年までの2シーズンで21試合に登板し3勝8敗という数字を残しています。日本にゆかりがあるだけでなく、日本のプロ野球でも投げていたピッチャーのDNAを受け継いでいます。 そのプレー、特にパスには華があり「もう駄目だろう」というところから「まさか」を起こすのが"マホームズ流"。57回スーパーボウルでは、足を痛め引きずりながらも "エグいプレー"を連発してチームをチャンピオンに導きました。
■マホームズ選手の『相棒』TE・87番トラビス・ケルシー選手
「パスの名手」であるマホームズ選手が最も信頼する「受け手」はTE(タイトエンド)のトラビス・ケルシー選手です。相手チームのマホームズ選手への突進をケアしつつ、相手ディフェンスからフリーになって「ここしかない」というタイミングと場所でパスキャッチし前進します。 このホットラインはここ数年、分かっていてもなかなか相手チームは止められていません。この2人の間には6つの年の差がありケルシー選手が年上ですが、「マホームズは俺たちの時代の魔術師だ」「勝利へと導いてくれる究極のリーダーだ」と最大級の賛辞を贈ります。
■名伯楽アンディ・リードヘッドコーチが手綱を握る
チーフスを10年以上率いるアンディ・リードヘッドコーチは、まるで「かごめかごめ」のような動きで相手ディフェンス陣を翻弄してみたり、誰もやらなかったことを披露したりする選手たちをのびのびプレーさせています。 「百聞は一見にしかず」開幕戦ライオンズ@チーフスは日本時間9月8日(金)午前9:20キックオフです。 ぜひご覧ください。