青銀とみち銀の合併で必要になる手続きなどを知らせるパンフレットとチラシ

　2025年1月1日の「青森みちのく銀行」発足を前に、今月から青森銀行とみちのく銀行は合併で必要になる手続きをまとめた冊子を送付している。みち銀の通帳は新銀行発足後、店舗やATMで切り替えが必要になる。12月31日から来年1月4日までATMも終日休止。銀行が破綻した際に預金1千万円までしか保護しない「ペイオフ制度」の適用は、1年間の特例措置で2千万円までとなる。 　みち銀の通帳を新銀行の通帳に更新する手続きは店舗で来年1月6日から、ATMでは同1月5日から受け付ける。青銀の通帳、青銀とみち銀のキャッシュカードは継続して利用できるため、切り替え手続きは不要。 　青銀、みち銀それぞれの最終営業日は12月30日。来年1月4日までのATM休止期間は、電子マネーサービスの新規口座登録やチャージのほか、全ての金融機関やコンビニエンスストアなどのATMでも両行の取引ができなくなる。両行は休止期間前に、各種取引を済ませるよう呼びかけている。 　合併に伴う特例措置として、青森みちのく銀行となっても25年の1年間はペイオフの保護上限額が預金2千万円と利息となる。26年1月以降は従来と同様に戻り、1金融機関で1預金者当たり1千万円と利息が保護される。 　新銀行の営業開始は、ATMが1月5日午前7時から、店舗が1月6日から。合併に関する手続きの問い合わせは青銀（電話0120-801-057）、またはみち銀（0120-617-020）の各センターへ。