センバツ21世紀枠候補 知内高が初選出 /北海道
来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の21世紀枠候補9校が11日発表され、道内からは知内町立知内高校(久保肇校長、180人)が初めて選ばれた。 同校は2022年に創立70周年を迎える。野球部は1981年に創部し、春の甲子園は第65回大会(93年)に出場している。現在、野球部には3年生を含め62人が所属。16年ぶりに出場した秋季全道大会では、投打がかみ合い、公立高校として唯一、4強入りした。 川村亮太主将(2年)は「先輩や地域の方々に支えられ、チーム一丸となって戦えた結果だと思っている。甲子園は憧れの場所なので、候補に選ばれて大変光栄です」と喜びを語った。吉川英昭監督(44)は「生徒にはコロナ禍の今だからこそ、候補校に選出された意味を考え、町の希望になり、人間的に成長してほしい」と期待を寄せた。【真貝恒平】