受け取った報酬総額3万円「生活費に使えると思った」監禁などの罪に問われている男 初公判で起訴内容認める 青森県・七戸町死体遺棄事件
2024年4月に青森県七戸町で男性の遺体が見つかった事件で、男性を自宅から連れ出し、暴行などを加え車で連れ去ったとして監禁などの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 【写真を見る】受け取った報酬総額3万円「生活費に使えると思った」監禁などの罪に問われている男 初公判で起訴内容認める 青森県・七戸町死体遺棄事件 監禁などの罪に問われているのは、本籍が七戸町で無職の町屋勝彦被告(53)です。 起訴状によりますと、町屋被告は2024年1月、七戸町のトラック運転手の男性を自宅から連れ出し、暴行などを加え車で連れ去り、監禁したとされています。 青森地裁で5日に開かれた初公判で、町屋被告は起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、この事件で死体遺棄の罪で起訴されている十枝内伸一郎被告から報酬として1万円を町屋被告が受け取っていたなどと指摘。 また、その後の調べで町屋被告に渡された報酬は総額で3万円だったことが明らかになり、このことについて町屋被告は「生活費に使えると思った」と述べました。 これに対し弁護側は、町屋被告は男性殺害に関与はなく、あくまでも十枝内被告に支配されていた立場だったととしています。 次回の公判は7月16日を予定しています。
青森テレビ