【写真：Getty Images】

　アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、膝の怪我の再発により約1ヶ月ほど負傷離脱する可能性があるようだ。アーセナル専門メディア『JustArsenal』は現地時間17日に、負傷離脱を繰り返す冨安の現状とクラブでの将来について論じていた。 　 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング 　今季開幕前に行われたプレシーズンマッチ直前に、膝の負傷で長期離脱していた冨安。シーズンが開幕しても復帰できていなかったが、現地時間4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦でベンチ入りすると、84分に途中出場で久しぶりのピッチに立っていた。しかし、アディショナルタイムを含めると約15分程度の出番だったが、この試合で再び膝を負傷してしまったようだ。 　同メディアは、「アーセナルは最近の挫折を受けて、冨安を諦めて移籍させるべきなのだろうか」と題して、「この日本代表選手はアーセナルで輝かしいスタートを切った。私たちにとって今でも非常に役立つ選手であるが、彼の怪我の問題はキャリアの進歩において大きな障害となっている」と、負傷離脱を何度も繰り返してしまうことを指摘。 　そして、「こうした怪我によりほとんどの試合に出場できていない。冨安の復帰は監督にとって大きな励みとなるはずだったが、サウサンプトン戦での短い出場で再び怪我をしたというニュースがそれを打ち砕いている。どうやら彼は度重なる怪我から逃れられないようで、クラブはどれくらいこの選手を留めるべきか考えなければいけないだろう」と、放出を検討する段階に来ていると言及していた。 　また、「今回の経過が最後の一撃になるはずだ。遅かれ早かれ移籍を積極的に検討すべきである」と言葉を続けており、移籍市場で噂のあるイタリアのクラブへの放出を考える必要があると伝えている。