10時間にわたる演奏披露 水戸・千波湖畔で野外ジャズ 茨城
野外ジャズコンサートの祭典「スーパードリームレイクコンサート」(千波湖コンサート実行委員会主催)が4日、茨城県水戸市千波町の千波公園ハナミズキ広場で開かれた。8組の実力派アーティストが参加し、約10時間にわたる演奏を千波湖畔に響かせた。 ポップスやボサノバなど幅広いジャンルの曲とジャズを合わせた演奏が披露された。芝生席に腰を下ろした観客は、ビールを片手に体を揺らしたり、「アンコール」と声を上げたりして盛り上がった。 1995年に始まり、中断、再開を経て22回目。40周年を迎えた同市のジャズバー「ガールトーク」オーナーで、同音楽祭を手がける笹ノ間雄一さん(62)は「開催の原動力は緑豊かな千波湖にある。水戸で野外ジャズを続けるのは簡単ではなかったが、今後も人との出会いや情熱を大切にしたい」と語った。
茨城新聞社