日米同盟強化方針が「相当程度引き継がれるという確信持てた」…長島昭久首相補佐官がトランプ氏周辺などと会談
【ワシントン=阿部真司】長島昭久首相補佐官は23日午前(日本時間24日未明)、ワシントン近郊のダレス国際空港で記者団の取材に応じ、訪米中に行ったトランプ次期大統領周辺などとの会談を巡り、日米同盟強化の方針が「相当程度(トランプ政権に)引き継がれるという確信を持てた」と語り、「奇をてらわず新政権に向き合う準備をしたい」と強調した。石破首相とトランプ氏の対面での初会談の時期については「一番いいタイミングで、間合いを計りながら決めていくだろう」と述べた。
長島氏は、前駐日米大使のウィリアム・ハガティ上院議員(共和党)や政府高官、トランプ氏周辺と会談し、インド太平洋地域の情勢や防衛装備品の日米共同開発、日米韓3か国の連携などで意見交換した。長島氏は米側に、石破政権が引き続き防衛力強化を進める考えを説明したという。