環境活動と松山市職員の「二刀流」 中村優理子さんに聞く
松山市職員と環境活動のリーダーの「二刀流」で活躍する女性がいます。3児の母としても忙しい日々を送る中村優理子さん(44)です。市の業務のかたわらで環境省の環境カウンセラーや松山市のエコリーダーを務め、ごみの問題やリサイクルの必要性を市民や子どもたちに分かりやすく伝えています。 中村さんは4月から市の直営となった環境学習施設「まつやまRe・再来館(りっくる)」=松山市空港通1丁目=に職員として配属され、これまでの活動を生かした仕事が期待されています。活動のこと環境のことなどについて聞きました。(聞き手・中井有人) ◆ 大学では法律専攻 Q 現在どのような活動をしていますか。 プライベートで環境省の環境カウンセラーのほか、愛媛県が認定する環境マイスター、松山市が認定するエコリーダーなどを務めています。主にゴミの減量やリサイクル、海洋プラスチックごみの問題について、学校や公民館などの講座に行き関心を持ってもらっています。市役所の仕事とは別の活動ですが、4月から「りっくる」に配属されたので、活動が業務と重なるようになりました。
愛媛新聞社